ニンテンドーDSは独自プロトコルによるローカルのネットワークと、IEEE 802.11に対応でインターネットにも接続できるワイヤレスネットワークという二つの通信機能を搭載してるんですが、E3で発表されて以降、特に後者の使い方について任天堂は明示していませんでした。ただ、最近の宮本茂さんの発言をみる限りでは、やはり積極的ではないようですね。
── ちょっとゲームファンよりの視点というか技術的なところで質問しますけど、発表によると、ディーエスはワイヤレスLANの規格(IEEE802.11)にも対応しているということで、たとえばネットに接続できるということも。
宮本 そうですね。まあ、任天堂としてはあくまでもディーエスどうしの通信を主体で考えているんですけど、OSやアプリケーションのほうで対応したものが出てくれば、自宅のワイヤレスLANにもつながりますからインターネット端末としても使える可能性はありますね。
── どこかのメーカーがディーエスを使ってインターネット通信をやりたいということであれば、マシンのスペックとしては十分に受け皿になってると。
宮本 技術的には可能です。
ほぼ日刊イトイ新聞 - 樹の上の秘密基地。
NDS同士の通信が主体になるとのこと。インターネットに接続してのネットワークゲームは任天堂としては積極的ではないようです。気になるのは、ライセンシーからインターネット接続対応のソフトが出た場合、任天堂がインフラ等をサポートするのか、それとも全てライセンシー任せにしてしまうのかという点。課金の問題等々ありますけど、任天堂がある程度はサポートしていかなければ、せっかくの機能が宝の持ち腐れになってしまうんじゃないかなと。
それからもうひとつはワイヤレスの通信。これがなかなか新しい楽しみがあります。で今僕が凄く力を入れているのがピクトチャットという絵のチャットなんですけども、最初はソフトウェアキーボードで文字を打つことを考えたんですが、やっぱり絵を書いてそれをそのまま送る、文章も書いた方が速い、顔が見えている人でもこうして会話するのは結構楽しい。新しい遊びが見つかりました。
GC2004のプレスカンファレンスで宮本茂氏のメッセージ紹介 - Nintendo iNSIDE
「ゲームに人を集めていられない」とか「任天堂はオンラインゲームをやらないから..,」みたいな、安易な批判はするつもりではないんですけどね。
『PictoChat』は本当に楽しそうなコミュニケーションツールだと思います。でも顔が見えている人としか楽しめないとなれば厳しいですね。私は複数集まってゲームを楽しむ環境がなくはないんですが(笑)、そう頻繁に集まってゲームやるわけいきませんからね。『PictoChat』では遠く離れた人ともコミュニケーションしてみたいので、任天堂もネットワークゲームの方にも力を入れてくれるといいかなと。ただ、ネットワークゲームとはいえ、長時間のプレイを強いることのないように配慮したゲームと、誰でも気軽に参加できる仕組みを作って欲しいですね。
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